果実酒作りの愉しみ その2
「収穫」の愉しみとよろこびの後には、「創る」愉しみとよろこびとがひかえています。
このとき、野で収穫した材料であれ、育てた材料であれ、自分の手でいつくしんだものとそうでないものとでは、創る愉しみもよろこびも、また心意気も、当然ながら異なってくるものです。
たとえば、自らの手でいつくしんだものは、大小を問わずひと粒ひと粒を大切に、ていねいに扱うものです。
ていねいに漬け込んだものと、ぞんざいに漬け込んだものとでは、色・香り・風味・効能、すべてにおいて仕上がりに決定的な差異が生まれます。
そして、ていねいに漬け込めばこそ、熟成を「待つ」愉しみと期待も大きくなるのが必然ですね。
